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渡辺 智; 石岡 典子; 下村 晴彦*; 村松 久和*; 久米 民和
JAERI-Review 2003-033, TIARA Annual Report 2002, p.262 - 263, 2003/11
骨がんの治療薬として可能性を持つXe内包フラロールの医学応用を目的とし、OH基の付加反応を用いるXe内包フラロールの製造法を開発した。Xe内包フラーレンを含んだオルト-ジクロロベンゼン溶液に触媒である水酸化テトラブチルアンモニウムを加え、OH基の元になる水酸化カリウム溶液と攪拌して付加反応をさせ、Xe内包フラロールを製造した。フラロールの生成は、赤外分光分析により1050cmにC-Oの吸収が存在することから確認した。Xe内包フラロールの生成は、HPLCで分析し、生成したフラロールにXeが内包していることを確認した。これらのことから、Xe内包フラロールの製造に本法は有効であることが明らかとなった。